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在宅でオンライン日本語教師を目指す方へ〜事前準備や働き方などをご紹介!〜

更新日:2023/10/12

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在宅日本語教師を目指す方へ〜オンライン日本語教師の事前準備や働き方などをご紹介!〜 

「テレワーク」や「在宅勤務」が普及しつつある現代において「オンライン日本語教室」も増えており、実際に在宅でオンライン日本語教師として働くことも可能です。本ページでは、在宅日本語教師(オンライン日本語教師)の働き方や事前の準備について紹介していきます!

在宅でも日本語教師はできます!オンライン日本語教師とは

日本語教師の働き方として、日本語学校等ではなく、在宅で指導するオンライン日本語教師の人気が高まっています。
オンライン日本語教師は、SkypeやZoom等のビデオ通話を利用して生徒に指導を行います。オンラインなので、在宅で指導できたり勤務時間が自由に決められたりするという手軽さが人気上昇の要因の1つかもしれません。少しでも日本語教師に興味を持ったら、在宅で勤務可能なオンライン日本語教師を検討してみるのも1つの手段かと思います。

オンライン(在宅)日本語教師になるための準備

必要なもの

在宅で日本語の授業をする場合は、オンラインレッスンですので、ビデオ通話を行うための準備が必要になります。

まずは、パソコンとインターネット環境は必須といえるでしょう。スマートフォンやタブレット端末でもビデオ通話自体は可能です。ただ、通話をしながら”指導する”ということを具体的にイメージすると、パソコンの方がおすすめです。

利用するパソコンやスマートフォンなどにカメラやマイクが内臓されていない場合は、Webカメラやマイク付きヘッドホン(またはイヤホン)を用意しましょう。ビデオ通話を行うアプリ(Skype、Zoom等)については、求人の条件で指定されている場合があります。

用意しておくと有利なもの

〇第二外国語(媒介語)
”日本語を教えるための言語”が身に付いていると、講師登録や実際に授業をする際に役立ちます。特に、英語が話せると、応募できる求人や生徒募集の幅がグッと広がるでしょう。オンラインスクールは個別指導のため、日本語学校のような集団指導に比べ、より相手のレベルに合わせた指導が必要になります。生徒のレベルに合わせて、時には受講生の母語で日本語を教えることが必要な場合もあります。

〇日本語教師の資格
在宅で日本語教指導をするために必要な公的な資格は、特に定められていません。
しかし、資格が不要とは言え、日本語教師養成講座の修了日本語教育能力検定試験の合格を満たしていると、無資格の場合よりもオンラインスクールへの講師登録や採用選考の際に有利になることがあります。

また、採用条件としてそれらの資格を求めるオンラインスクールもあります。さらに、日本語教師の”資格化”についての議論も進んでいます。「応募できる求人の幅を少しでも広げたい!」、「本気で日本語を教えたい!」などと考えていらっしゃる方には、420時間の養成講座の受講をお勧めいたします。

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オンライン(在宅)日本語教師の働き方

在宅でオンライン日本語教師を始めるにあたっての、生徒の募集方法、勤務時間の決め方、報酬の決まり方などについて紹介します!

生徒募集はスクールのサイトで行うのが一般的

在宅で日本語教師をする場合は、オンライン日本語スクールのサイトを通じて生徒募集を行う方法が一般的です。オンライン日本語教室を運営する会社の講師登録や採用選考を経て、生徒募集ページに講師として紹介してもらいます。日本語を学びたい生徒と日本語教師とのマッチング、授業料に関する手続きなどは運営会社にしてもらえるので、その点では自分の手間が省けて、取り組みやすい募集方法といえるでしょう。

生徒の募集は個人でも行うことができます。その場合は、生徒募集のチラシやホームページ作成、生徒との契約の成立までのやりとりなどは、すべて自分で行います。その分、生徒への思い入れが深まったり、達成感を得られたりするかもしれません。

勤務時間は自由に選べる場合が多い

日本語学校に勤める場合と異なり、基本的には働く日にちや時間を自由に選ぶことができますが、スクールによっては時間の指定があります。この点は、在宅日本語教師の大きなメリットです。ただ、生徒の希望が多い時間帯と、自分が授業を提供できる時間帯が異なれば、生徒を集めにくいという点は留意しておきましょう。

ちなみに、1コマ当たりの授業時間は、30分〜60分程度のスクールが多いようです。
応募・登録の際に、勤務時間が自由に希望できるのか、1コマの授業時間は何分間なのかを確認しておきましょう。

報酬は時給制またはコマ給制

在宅日本語教師の収入は月給制でなく、「授業1コマ当たり〇円」といった”コマ給制”または時給制が多いです。1コマ当たりの報酬は、スクールから提示されるパターンと自分で設定できるパターンとがあります。

1コマ当たりの金額は、授業の時間(何分で1コマか)や資格の有無等によりますが、数百円〜2000円程度までの幅があります。詳細はスクールによって異なりますので、求人情報でよく確認をしてください。日本語教師の資格の有無や指導歴によってコマ給が上がる可能性もありますので、指導をしながら経験を重ねたり資格の取得を目指したりするのも良いでしょう。

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オンライン(在宅)日本語教師に向いている人

空いている時間を有効活用したい人

予定の空いている好きな時間で生徒の募集を行い、時間を有効に活用したい方にはおすすめの働き方です。
具体的には、本業が休みの日に副業をしたい方 、子育てや家事の合間で働きたい主婦・主夫の方セカンドライフ で日本語教師に挑戦したい方などには、在宅でできるオンライン日本語教師は向いているといえるでしょう。

時間に縛られたくない人

日本語学校で勤務をする場合には、日本語の授業だけでなく、採点や学校行事、事務や雑務なども業務に含まれます。カリキュラムに沿って時間割も定められています。日本語の授業だけに集中したい方や、時間に縛られずに自由に働きたい方は、在宅での日本語教師という働き方を選ぶのも良いと思います。

場所に縛られずに働きたい人

オンライン授業のため「教師も受講生も場所に縛られない」という点も、在宅日本語教師のメリットです。日本にいながら海外在住の生徒に指導することも可能です。また、「自分の通える範囲に日本語教師の募集がない」といった心配も不要です。

まとめ

在宅で日本語教師を行うメリットは、資格の勉強をしたことが生かせるという点だと思います。これは生徒側にとってもメリットです。急速にインターネットやカメラの性能が発達してきた現代においては、「オンライン授業」という学習スタイルも定着しつつあるように感じます。
資格も不要で手軽に働けるとは言え、報酬アップやスキルアップのために「オンライン授業」を始めてから資格の勉強をしても損はないと思います。この記事が、ご自身のライフスタイルに合わせて日本語教師を目指すことへの参考になりましたら幸いです。

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監修者プロフィール

本サイト「日本語教師ナビ」は、日本語教育において長年の経験と実績をお持ちの専門家 川口 義一先生 にご監修をいただいております。 下記、川口先生のプロフィールをご紹介いたします。

川口 義一  Yoshikazu Kawaguchi

川口義一

早稲田大学 名誉教授/「言語・生活研究所」代表
川口 義一

現在は、「言語・生活研究所」の代表を務めながら、オンラインでの日本語教育を中心に精力的に活動を行っている。 その傍らで海外派遣や書籍・論文の執筆にも携わり、著書は10冊以上(共著含む)、海外派遣歴は直近10年間で20件以上。

主な経歴

  • ・2018/4〜2019/3
     城西国際大学大学院 人文科学研究科 特任教授
  • ・2002/4〜2014/3
     早稲田大学大学院 日本語教育研究科 専任教員
  • ・1988/4〜2002/3
     早稲田大学 日本語研究教育センター 専任教員

代表著書

海外派遣歴

  • ・ケルン日本文化会館日本語教師オンライン研修会招待講師
  • ・EPA候補生・教師研修(ベトナム・ハノイ)招待講師
  • ほか多数

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