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日本語教師はやめたほうがいいの?と迷ったら読む記事

更新日:2024/04/01

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日本語教師はやめたほうがいいの?と迷ったら読む記事 

インターネットで日本語教師について検索すると、
「日本語教師になるのはやめておいたほうがいい」
「日本語教師になることを諦めた」
などの声が散見されます。

なぜ、やめたほうがいいのか?日本語教師になるのはよくないことなのか?これから日本語教師を目指す方は、不安になってしまうことでしょう。

このページでは、やめたほうがいいと言われる理由と、ネガティブな要素を解決する方法をお伝えします!

「日本語教師はやめたほうがいい」と言われる理由

「日本語教師はやめたほうがいい」と言われる理由

「日本語教師はやめたほうがいい」と声を上げている人は、実際に日本語教師として働いていた方や、日本語教師になろうとして挫折した方であることが想定されます。

やめたほうがいいと言われる主な理由は、
・給与に見合わない業務量
・雇用形態が非常勤
以上が中心となっています。

では、実際にその通りなのでしょうか?
ネックになりそうな部分を1つずつ確認してみましょう。

業務量が多い

やめたほうがいいと言われる1つめの理由が、「業務量が多い」ことです。

日本語教師は、日本語を教えるだけが仕事ではなく、学校での来客や事務作業にも対応する必要があります。マルチタスクが求められる仕事であり、業務量は決して少なくありません。

また、人手不足により、日本語教師1人あたりの業務量が増えている学校もあります。ここまで聞くと、「残業が多く激務なのでは…」という不安にかられますが、実際の残業時間を見てみましょう。

執筆時点における、ハローワーク掲載日本語教師求人(フルタイム)を106件集計した結果※1は以下となりました。
※1 ここでは、「残業時間」は1ヵ月あたりの平均残業時間を指します。

残業時間の平均 12時間/月
残業が10時間以下の求人 23件/34件※2
残業が20時間以上の求人 11件/34件※2

※2 母数は、ハローワークインターネットサービスに掲載されている日本語教師の求人のうち、「時間外労働」として時間の記載があった求人の数です。

以上の結果を見る限り、残業過多とはいえず、業務量は多くても、勤務時間内に仕事が終えられるケースが多いと読み取れます。

参考:ハローワークインターネットサービス

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給与が高くない

2つ目の理由が、「給与が高くない」ことです。日本語教師の平均的な月給は20万円〜、年収は300万円〜が相場※3となっています。

※3 参考:BrushUP学び/日本語教師の給料・収入・年収は?キャリアアップの方法や実情について解説!

ちなみに、執筆時点で掲載されている、ハローワーク日本語教師求人(常勤)を全国エリアで集計したところ、最低月給平均額が約21万3,000円でした。

また、非常勤講師の平均的な時給額は、1コマあたり1,850円〜2,460円程度であり、東京都の最低賃金額1,113円(2023年10月時点)と比較しても、時給は高めに設定されているといえるでしょう。

日本語教師の時給と最低賃金との比較

尚、国税庁発表の「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者5,270万人の分布として、
・年収300〜400万円:914万人(構成比 17.4%)
・年収200〜300万円:781万人(構成比 14.8%)
以上の結果が出ています。

日本語教師の給与は低いわけではなく、ごく平均的であるということがお分かりいただけるかと思います。

さらに、日本語教師は2024年4月から国家資格になりました。
これにより職業の価値が高まり、給与の底上げが行われることが期待されているところです。

関連記事日本語教師の国家資格に関する最新情報!

雇用形態が不安定

3つめの理由が、「雇用形態が不安定」ということです。

日本語教師が常勤として勤務できるのは、経験者を対象としているケースが多く、未経験者は非常勤からスタートし、経験を積むというのが一般的となっています。

非常勤求人の割合が高い理由としては、日本語学習者である外国人の人数の変動が大きく、コロナのような有事が発生した場合は、その傾向が顕著となり、教師の数の調整を行う必要があるという背景があります。

しかしながら、日本語教師の雇用について、一部動きが出てきました。2024年2月の報道で、文部科学省が日本語学校の専任講師の配置基準を「生徒60人に1人」から「40人に1人」に引き上げる方針であることが判明しています。

日本語教育の質を高めるためには、経験豊富な専任・常勤の教師が必要という流れになってきているといえるでしょう。

関連記事日経新聞が、日本語学校専任講師の増員について報道

日本語教師に向いている人

日本語教師に向いている人

日本語教師は安易な気持ちではなれない仕事の1つであり、適性が問われることも。
一体、どのような方に適性があるのでしょうか?以下ご紹介します。

日本語教師に適したスキルや経験がある

まず、「日本語教師に適したスキルや経験がある」というのが挙げられます。
・海外での仕事経験がある
・日本語以外の外国語が話せる
・教員や講師の経験がある
・コミュニケーション能力が高い

以上のような経験やスキルは、日本語教師に直結して活かせるものであるため、多少のデメリットは跳ね返して活躍できる可能性が高いでしょう。

関連記事日本語教師に向いている人とは?

やりたいことをとことんやり遂げたいタイプ

日本語教師は探求心のある方が、能力を伸ばしやすい傾向にあります。

日本語学習者の習熟度に合わせて指導し、授業で用いる教材研究を行うことが重要な仕事であり、常に意思疎通などについて「どうすればもっとよくなるのか」「どうすれば分かりやすいのか」を課題とします。

まさに、やりたいことをとことんやり遂げたいタイプの方が向いているといえるでしょう。

行動力がある

「日本語教師ナビ」では、現役日本語教師や、日本語教師養成講座修了生の方にインタビューを行っています。すべての方に共通しているのが、「行動力がある」ということです。

積極的に外国人とのかかわりを持つ、海外に留学するなど、目標を定め、やりがいや充実感を持ちながら活躍されています。

関連記事インタビュー記事一覧

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日本語教師を目指すことが不安なときは

「日本語教師になりたい」と思ったきっかけを思い出す

日本語教師を目指すことが不安なときは、まず、「日本語教師になりたい!」と思ったきっかけを思い出してみましょう。きっと、やりがいのある仕事と感じて日本語教師を目指そうと思ったはずです。

初心にかえり、ネックになっている不安要素をひとつずつ解決することをおすすめします。

本サイト「日本語教師ナビ」では、日本語教師を目指すあなたに役立つ情報をそろえています。下記のTOPページから調べてみてください。

関連記事日本語教師ナビ TOPページ

日本語教師養成校に相談してみる

日本語教師の仕事についていちばん詳しいのが、日本語教師養成校です。現役の日本語教師が在籍し、日本語教師をリアルで知るプロフェッショナルの集団です。

今の不安な気持ちを日本語教師養成校に相談してみると、安心感が生まれるかもしれません。
各学校により、学習の進め方や就職支援制度などはさまざまです。
下記のインタビュー記事を参考にしたり、無料資料を取り寄せて複数の学校を比較検討したりするのがおすすめです。

関連記事日本語教師養成講座の受講生インタビュー記事一覧

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まとめ

日本語教師という仕事は、「楽して稼げる」という仕事ではありませんが、存在意義とやりがいが非常に大きな仕事です。

外国人教育実習生は、今や日本の経済を支える一員として、なくてはならない存在となりました。日本語を学び、仕事を覚え、母国でスキルを活かすという高い目標を持った外国人が大勢います。戦争による難民として日本で生活する手段を取る外国人も発生しています。

日本を、海外を支える仕事であることを考えると、日本語教師を目指すべき理由はたくさんあるのではないでしょうか?

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