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日本語教師の資格取得の難易度は?

更新日:2024/03/01

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日本語教師の資格取得の難易度は? 

日本語教師の資格を取得する方法は主に3つあり、難易度は、どの方法で資格を取得するかによって変わってきます。

この記事では、日本語教師の資格取得の難易度や試験の合格率について解説しますので、資格の取得方法の検討の参考になさってください。後半では資格の目指し方に応じて講座をご紹介します。

※日本語教師は2024年4月から国家資格「登録日本語教員」になります。2024年4月以降は日本語教師になるためのルートが変わりますので注意しましょう。

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日本語教師の資格の取得方法

※下記は国家資格化前(2024年3月まで)の取得方法です。

まず、日本語教師資格を取得するためには、取得要件を満たす必要があります。
日本語教師の資格取得方法は下記の3つとなります。

1.「日本語教師養成講座」の修了
文化庁に届け出されている420単位時間以上の研修科目が設定された講座を受講する

2.「日本語教育能力検定試験」の合格
公益財団法人日本国際教育支援協会が実施する検定試験に合格する

3.大学で日本語教育を履修
日本語教師養成を実施する大学において日本語教育課程を履修し、所定の単位修得かつ大学を卒業する

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日本語教育能力検定試験の難易度と合格率

合格率は25~30%程度と難易度は高め

2023年度(令和5年度)の日本語教育能力検定試験は、応募者が10,170人、全科目受験者が8,249人、合格者が2,452人で、全科目受験者に対する合格率は31.0%でした。

直近の5年間をみても、およそ25〜30%の割合で推移しています。試験の合格率は低めであり、難易度は高い方と言えるでしょう。

出典:公益財団法人日本国際教育支援協会

試験の合格による資格取得の難易度が高い理由

試験範囲が広く深い

試験の合格による資格取得の難易度が高い理由は大きく2つあります。

1つめは、試験の出題範囲が広くて深いことが挙げられます。試験範囲は、「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」「言語と教育」「言語」の5つの区分に分かれ、さらに50個の項目で構成されています。

具体例として、2021年度(令和3年度)の試験問題では時事問題として「国内の日本語教師数」が出題されるなど、広範囲かつ詳細な知識が問われる試験であるといえます。
参考:試験問題例(公益財団法人日本国際教育支援協会)

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なお、2024年度からは国家資格「登録日本語教員」の試験として「日本語教員試験」が行われる予定です。詳しくは下記のページで解説しています。

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合格のチャンスは年に1回

2つめは、試験が年1回の開催であるため、合格のチャンスも年に1回しかないことです。

合格を逃してしまうと、またさらに翌年の試験を受ける必要があり、知識やモチベーションの維持が難しい状況となります。早く着実に資格を取りたい場合は、講座受講の修了のみで資格取得ができる「日本語教師養成講座」を検討してみるのも1つの手段です。

試験の傾向や対策のノウハウを蓄積したスクールでの受講となるため、合格の可能性が一段と高まるほか、日本語教師養成講座の受講より費用が抑えられるというメリットがあります。

また、検定試験対策講座は、通学講座のほかに通信講座を実施しているスクールもあり、自分のスタイルにあった学習方法の選択が可能です。

試験対策の通信講座を探す

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資格取得の難易度を下げるなら「日本語教師養成講座」の受講がおすすめ

講座を修了するだけで資格を得られる

独学は向いていないと感じている方や、前回の試験に落ちてしまったという方には、「日本語教師養成講座」の受講がおすすめです。

講座を修了するだけで資格を得られるというのが最大のメリットであり、着実に日本語教師の資格を取得したい方に最適な方法といえるでしょう。

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養成講座は受講前に比較・検討を

日本語教師養成講座で資格取得を目指す場合は、受講前に各スクールの比較・検討を行いましょう。講座は、日本語教師以外にも各種資格を総合的に扱っているスクールが開講するものと、日本語学校付属のスクールが開講するものがあり、それぞれ特徴が異なります。

・スクールへの通いやすさ
・受講料
・就職サポート

など、さまざまな面から比較して、自分の希望にあうスクール選びをおすすめします。

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国家資格化以降の資格取得の難易度は?

「登録日本語教員」資格取得のための方法

2024年4月から、日本語教師は国家資格「登録日本語教員」になります。「登録日本語教員」資格取得のための方法は主に下記の2つです。

1.「養成機関ルート」登録日本語教員養成機関で必要な課程を修了。その後応用試験を受験し、合格者のみ実践研修を履修
日本語教師養成機関や大学の日本語学科などで必要な課程を修了すると基礎試験が免除されるため、応用試験の合格と実戦研修の履修のみで資格を取得できます。

2.「試験ルート」基礎試験合格後、応用試験を受験し、合格者のみ実践研修を履修
登録日本語教員に通わず独学で資格の取得を目指す場合は、基礎試験、応用試験の両方に合格する必要があります。

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「登録日本語教員」資格取得の難易度

2024年4月以降は、日本語教師養成講座を受講するだけでは資格を取得できず、応用試験に合格する必要があります。また、独学の場合は応用試験に加えて基礎試験にも合格しなければなりません。そのため難易度は国家資格化前よりもやや上がると言えるでしょう。

基礎試験、応用試験はまだ実施されていないため正確な難易度はわかりませんが、2023年12月に行われた試行試験をもとに下記の記事で「合格ライン」について解説しています。

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「登録日本語教員」資格取得を目指すなら

国家資格化後は全体的に難易度が上がりますが、中でも資格の取得率を上げるなら、基礎試験が免除される「養成機関ルート」がおすすめです。さらに登録日本語教員養成機関の中でも「登録実践研修機関」で課程を修了すれば、実践研修も一体的に実施されるため、個別に履修する必要がなくなります。

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まとめ

日本語教師資格は、独学による検定試験受験での資格取得の難易度は高く、取得方法によって難易度が異なるということがお分かりいただけたかと思います。

日本語教師資格の需要は年々高まっており、2024年4月からは国家資格になります。
日本語教師として幅広く活躍するためには、資格を取得しておくことが推奨されます。

自分に適した資格取得方法を検討することが大きなポイントであり、検定試験の合格を目指す道が険しいと感じた方は、日本語教師養成講座の受講を検討するなど、無理なく学習できる環境を整えることが、資格取得の近道といえるでしょう。

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