キャッシュバックキャンペーン

東京国際交流学院の現役日本語教師にインタビュー!

更新日:2023/08/29

  • facebook
東京国際交流学院の現役日本語教師にインタビュー!

現在、東京国際交流学院で日本語教師をされている、佐藤先生のインタビュー記事をご紹介いたします。
日本語教師を目指したきっかけや仕事内容など、現役日本語教師の貴重な声をお届けいたします。日本語教師を目指している皆さんにご参考にしていただければと思います。


日本語教師を目指したきっかけ

前職を辞めたタイミング

前職を辞めたときに、「自分が何をしたいのか」がわからなくなりました。
元々海外旅行が好きで、外国人と接した際に、日本語を教えることに興味を持ちました。

「日本語教師になれないのでは」と思ったことも

当時は日本語教師について何も知らない状況でした。私は短大卒でしたので、「大卒でなければ、日本語教師になれないのでは?」と思い、少々諦めの気持ちもありました。
色々と調べてみると、短大卒の私でも日本語教師になる道があることがわかりました。それで、頑張ってみようと思い、日本語教師を目指しました。

資格を取得した方法は?

「学士+日本語教師養成講座」で資格を取得

短大卒でしたので、通信制大学の3年次編入をし学士の資格を取りました。並行して、420時間養成講座を受講し、日本語教師の資格を取得しました。さらに、日本語教育能力検定試験にも合格しています。

資格を取る過程で苦労したことは何ですか?

厳しい指導も”良い苦労”

養成講座を受講した際、担当の先生が厳しく指導してくれたことです。苦労はしましたが、そのおかげで今の私があります。
教案や模擬授業において、細かな部分まで厳しい目でチェックを受けました。よくないことをはっきりと指摘してくれる良い先生でした。

当時の受講で厳しい経験があったからこそ、今の現場に役立っています。とても良い苦労が経験できたと思っています。

お仕事で印象に残っていることは何ですか?

助け合う生徒の姿

中国人の生徒がとても協力的だったことが印象に残っています。新米教師だった当時、授業で間違えてしまったことがありましたが、生徒たちは「先生、大丈夫!自分たちでアレンジするよ!先生、落ち込まないで!」と助けてくれました。

また、英語や漢字に不慣れな生徒がクラスに一人だけいた時、クラス中でその生徒を助けていました。一緒に授業を作ってくれる雰囲気や、国籍を超えて助け合う生徒の姿を見て、「人は何て優しいのだろう」と素直に感じました。

どのようなお仕事が大変ですか?

採点が大変だが楽しい

そうですね、大変なこともあります。
「採点が大変」と聞いていましたが、そのなかでも作文の採点は特に大変でした。しかし、普段の会話では引き出せなかった、生徒の考えや意見をとても一生懸命に書いてくれるので、読むのは非常に楽しいです。

そのような生徒の思いに私も応えたいと思い、日本語の文法はもちろん直しますが、「私(先生)はこう思ったよ!」と生徒に伝えるようにしています。大変ですが、とても楽しいお仕事です。

養成講座の恩師との関わりはありますか?

定期的に関わりがあります

お世話になった担当の先生や校長先生と、現在も定期的に連絡を取り合っています。
当時の授業は厳しかったですが、「きちんと育ててくれる」という意味での優しさがあります。
悩んだ時には人生相談をすることもありますね。

卒業生からの連絡はありますか?

さまざまな連絡がある

現職の学校の卒業生は、先日卒業したばかりですのでまだありませんが、以前勤めていた日本語学校の卒業生からは、「ここで働いています」と就職報告があったり、「こちらに来ませんか、案内しますよ」と母国への招待があったりと、さまざまな連絡が届きます。

理想の日本語教師像は?

身近で頼りになる存在を目指したい

授業中は教師として「駄目なことは駄目」と厳しく言いますが、生徒にとって身近な存在、何かあった時に「この先生がいれば大丈夫」と思ってもらえる教師でありたいと考えています。

日本語をわかりやすく教えるのはもちろんですが、「困った時は佐藤先生に話してみよう」と思われる教師でありたいです。

私は外国に住んだことがないのですが、外国(日本)に住むのは不安で大変だと思います。何かあった時に味方になる、頼りになる日本人がいると留学生活が安心できるはずだと考えています。

日本語教師として叶えたい夢は何ですか?

定年まで続けたい

最低でも定年までは日本語教師をやりたいです!
70〜80歳になっても日本語教師として最後まで働きたいです。

現職の学校に60代の先生がいて、インドネシアからの留学生が「(60代の)先生を見ていると、母を見ているようでホッとする」という声を聞きます。

20代や30代の若い日本語教師だけが留学生に好まれるわけではありません。年齢を重ねて、若い日本語教師にはない魅力やできることがあります。私自身も「おばあちゃんに会えたようで嬉しい」と言われるような日本語教師になりたいです。

日本語教師を目指す方へのメッセージ

学習者が魅力的!

日本語の学習者は20代が多いですが、30〜50代もいます。
一生懸命に勉強されている姿はとても魅力的で輝いています。

その姿をずっとそばで見て支えていられるのは、非常に幸せなことだと思います。教師である私たちが、学習者からパワーをもらえます。
そのような学習者がたくさんいて、間近で過ごせることはとてもやりがいがあります。

【取材協力】東京国際交流学院の紹介

最後に、今回の取材にご協力いただいた佐藤先生の所属する、東京国際交流学院についてご紹介します。

東京国際交流学院は、東京出入国在留管理局が選定する適正校(優良校)です。西東京において非常に歴史のある日本語学校です。

学生たちが日本での生活力を養えるように、日本語だけではなく、日本の生活習慣や文化、社会事情についても教えています。

講師全員が日本語母語話者で、日本語教師の資格をもっています。
海外で日本語を教えた経験をもつ講師や、中国語や英語、ベトナム語などを話せる講師もいるため、さまざまな出身国の学生たちが安心して学習に取り組めます。

学校は東京都八王子市にあり、新宿から電車で1本の場所に位置します。
また、中国や台湾に事務所(分校)があります。

校舎名 住所
一号館
二号館
東京都八王子市千人町2-3-16
東京都八王子市千人町2-3-15
JR中央線 西八王子駅から徒歩3分
京王バス・西東京バス 西八王子駅入口バス停からすぐ

東京国際交流学院の公式ホームページはこちら

日本語教師の講座選びなら
BrushUP学び

BrushUP学び 日本語教師を学ぼう
BrushUP学び

BrushUP学びは日本語教師養成講座や日本語教育能力検定試験の対策講座など、日本語教師を目指せるスクールの情報をまとめたサイトです。エリア別にまとめて比較でき、とても見やすいです。

日本語教師の資料請求はこちらから