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図書館司書になるには資格が必要?

更新日:2020/05/11

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図書館司書になるには司書の資格と採用試験の合格が必要です!

図書館司書とは、図書館において資料の選別や整理、利用者への案内など、図書館の業務全体を司る専門職を指します。
図書館司書として働くためには、「司書の資格取得」、「採用選考の合格」の2点が必要です。本ページでは、図書館司書の資格や仕事内容などについてご紹介いたします。

図書館司書の資格を取るには3つの方法があります!


司書の資格は「図書館法」という法律に定められた国家資格で、資格の取得方法についても同法で定められています。司書の資格を得る方法は下記の3つがあります。

図書館司書の資格を取る3つの方法
1.大学・短大で司書資格取得に必要な科目を履修する
2.大学・短大または高等専門学校を卒業し、司書講習を修了する
3. 司書補として3年以上勤務し、司書講習を修了する

司書の資格を取得したら、働きたい図書館の種類に応じた採用試験を通過すると、晴れて司書として勤務できるようになります。
例えば公共図書館で働きたい場合は司書の資格を取得(見込でも可)したうえで、各自治体の公務員試験に合格してから各図書館へ配属という流れになります。

1.大学・短大で司書に必要な科目を履修して司書の資格を取得するには

【方法1】通信制大学で取得する

実は、司書の資格は通信制大学でも取得することができます。特に、社会人が司書の資格を目指す場合は、通信制大学という選択肢は有力な候補になるかと思います。

在宅での学習で単位が取得できるという最大のメリットを活かし、働きながらでも司書の資格を無理なく目指すことができるでしょう。特に最近の通信制大学は、ウェブ上でスクーリングを行ったり、司書の資格を活かした就職支援に力を入れたりする大学は多いです。司書の資格はますます取得しやすくなっています。

【方法2】通学制大学で取得する

現在高校生以下の方はこの方法が最も堅実かもしれません。司書の資格を目指せる大学・短大は全国に約200校あります。(平成31年4月 文部科学省)
通学制の大学や短大へ進学の予定がある場合には「司書養成科目」のある大学へ進学し、必要な単位を取得すれば、卒業と同時に司書の資格を得ることができます。

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 2.司書講習を修了して司書の資格を取得するには

所定の単位を修得すると司書講習を修了できます

司書講習は、概ね毎年7月〜9月にかけて全国の大学で実施される集中講習です。講習では図書館に関する専門科目について学習します。
図書館司書の資格を取得するために必要とされる単位数は、13科目、24単位以上です。これは図書館法によって定められています。

注意すべきは、司書講習の受講には、まとまった時間と学歴が必要という点です。
司書講習は例年7月〜9月ごろに集中して行われます。時間帯も朝から夕方までの場合が多いです。仕事や子育てなどの事情で平日の受講が難しい場合は通信制大学で受講するなど別の方法を考える必要があるかもしれません。また、司書講習の受講条件には大学での単位習得や司書補経験年数に関する規定もあります。専門学校卒や高卒の方は、司書講習の受講ルートではなく通信制大学で「司書養成課程」を修めるルート(前述)が、最短で司書への道を歩むことができます。

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3.司書補として3年働き、司書講習を修了して司書の資格を取得するには

「司書補資格」「実務経験」「司書講習修了」が必要です

司書補の資格を有する者が「司書補として3年以上の実務経験」と「司書講習の修了」を満たすと司書の資格を得ることができます。

現時点で司書補の資格をおもちでない方は、より短期間で司書の資格を得られる「通信制大学」または「司書講習を修了」のルートをおすすめいたします。

一方、既に司書補として勤務をしている場合はこの方法がおすすめです。司書補として2年以上勤務している場合は、前項「2.司書講習を修了して司書の資格を取得するには」で述べた司書講習の受講条件に該当する可能性が高いですので、司書講習の受講を検討するのが手っ取り早いです。

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司書の主な仕事内容

利用者への案内に関する業務

図書館司書の業務として真っ先に思いつくのが利用者への案内業務ではないでしょうか。本の貸出・返却や館内の案内、新規利用者の受付などの業務です。
利用者からお礼の言葉や反応をダイレクトに受取れる点は、司書の魅力の1つでもあります。

蔵書の管理に関する業務

司書の仕事は、案内に関する業務だけではありません。司書の本命とも言える業務は、蔵書の管理業務です。新たに購入する資料の選定や発注、寄贈への対応、返却された本の配架(本を元の場所へ戻すこと)など多岐に渡ります。

その他の業務

地域の図書館であれば、おすすめの本の紹介文(書評)や館内イベントに関する業務なども司書が行うことがあります。司書としての腕前が認められれば、イベントのリーダーを任せてもらえることもあるでしょう。
また、私立図書館や専門図書館、国会図書館の司書なら研究用の資料や書籍の管理、学校図書館の司書(司書教諭、学校司書)なら子どもへの指導も業務の一部です。

図書館司書の給料・年収

図書館司書の平均年収は300万円

図書館司書の平均的な給料は月に22万円前後、年収は300万円前後です。司書の場合は働く図書館の種類によって年収が変わる可能性があります。例えば、各自治体の実施する試験を突破した公立図書館の司書は、基本的に地方公務員の給与規定に準ずることになりますので年収は安定するでしょう。

「司書資格」と「正規雇用」が年収アップのポイント!

司書の資格取得は、司書として安定した収入を確保するための必須要件といえます。図書館の正規雇用の求人は司書の資格保持者を前提条件としていることがほとんどです。司書を目指すと決めたら、できるだけ早く取得に向けて動きましょう。

また、雇用形態は正規雇用を目指しましょう。
「非正規雇用の従業員が多い」という点が図書館司書の平均年収が低いと言われる理由の1つに考えられます。非正規雇用の場合は時給制で、ボーナスも支給されない可能性が高いです。
一方、正規雇用の場合は月給制・ボーナスあり・昇給ありの場合が多く、安定感があります。また、月給制であれば、蔵書点検や急な事情で図書館が休館しても給与は支給されます。

産休や育休制度の有無、福利厚生などの観点からみても正規雇用の方が整っています。公立図書館の公務員試験は年に1回ですが、私立図書館や大学図書館などの求人は出ておりますので、資格の学習を進めながらチェックしてみてください。

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